AcxVolumeCreate 関数 (acxelements.h)

AcxVolumeCreate 関数は、回線オブジェクトの親に関連付けられる ACX ボリューム オブジェクトを作成するために使用されます。

構文

NTSTATUS AcxVolumeCreate(
  ACXOBJECT              Object,
  PWDF_OBJECT_ATTRIBUTES Attributes,
  PACX_VOLUME_CONFIG     Config,
  ACXVOLUME              *Volume
);

パラメーター

Object

回線に関連付けられる WDFDEVICE オブジェクト ( 「フレームワーク オブジェクトの概要」を参照)。

Attributes

さまざまな値を設定し、ボリューム オブジェクトを親回線オブジェクトに関連付けるために使用される 、WDF_OBJECT_ATTRIBUTES 構造体を使用して定義された追加の属性。

Config

ボリューム オブジェクトの構成を記述する初期化された ACX_VOLUME_CONFIG構造体

Volume

新しく作成された ACXVOLUME オブジェクトへのハンドルを受け取る場所へのポインター。 ACX オブジェクトの詳細については、「 ACX オブジェクトの概要」を参照してください。

戻り値

STATUS_SUCCESS呼び出しが成功した場合は を返します。 それ以外の場合は、適切なエラー コードを返します。 詳細については、「 NTSTATUS 値の使用」を参照してください。

解説

使用例を次に示します。

    NTSTATUS                        status;
    WDF_OBJECT_ATTRIBUTES           attributes;

    ACX_VOLUME_CALLBACKS            volumeCallbacks;
    ACX_VOLUME_CONFIG               volumeCfg;
    CODEC_VOLUME_ELEMENT_CONTEXT *  volumeCtx;

    ACX_VOLUME_CONFIG_INIT(&volumeCfg);

    volumeCfg.ChannelsCount = MAX_CHANNELS;
    volumeCfg.Minimum = VOLUME_LEVEL_MINIMUM;
    volumeCfg.Maximum = VOLUME_LEVEL_MAXIMUM;
    volumeCfg.SteppingDelta = VOLUME_STEPPING;
    volumeCfg.Callbacks = &volumeCallbacks;

    WDF_OBJECT_ATTRIBUTES_INIT_CONTEXT_TYPE(&attributes, CODEC_VOLUME_ELEMENT_CONTEXT);
    attributes.ParentObject = Circuit;

    status = AcxVolumeCreate(Circuit, &attributes, &volumeCfg, Element);

ACX の要件

最小 ACX バージョン: 1.0

ACX バージョンの詳細については、「 ACX バージョンの概要」を参照してください。

要件

要件
Header acxelements.h
IRQL PASSIVE_LEVEL

こちらもご覧ください