D3D11DDIARG_POINTERDATA 構造体 (d3d10umddi.h)

D3D11DDIARG_POINTERDATA構造体は、インターフェイス実装に割り当てられているクラス インスタンスによって参照されるデータの場所を記述します。

構文

typedef struct D3D11DDIARG_POINTERDATA {
  UINT uCBOffset : 12;
  UINT uCBID : 4;
  UINT uBaseSamp : 4;
  UINT uBaseTex : 7;
  UINT uReserved : 5;
} D3D11DDIARG_POINTERDATA;

メンバー

uCBOffset

uCBID メンバーがインターフェイスのデータに到達するために指定する定数バッファーへのオフセットをバイト単位で指定する UINT 値。

このメンバーの設定は、32 ビット値の最初の 12 ビット (0x00000FFF) を設定することと同じです。

uCBID

インターフェイスのデータが格納されている定数バッファーを識別する UINT 値。

このメンバーの設定は、32 ビット値 (0x0000F000) のビット 13 から 16 を設定することと同じです。

uBaseSamp

インターフェイス実装のクラス インスタンスによって使用される最初のサンプラーのインデックスを指定する UINT 値。

このメンバーの設定は、32 ビット値 (0x000F0000) のビット 17 から 20 を設定することと同じです。

uBaseTex

インターフェイス実装のクラス インスタンスによって使用される最初のテクスチャのインデックスを指定する UINT 値。

このメンバーの設定は、32 ビット値 (0x07F00000) のビット 21 から 27 を設定することと同じです。

uReserved

将来利用するために予約されています。 このメンバーは、D3D11DDIARG_POINTERDATA 32 ビットのサイズを揃え、常に 0 に設定する必要があります。 このメンバーを 0 に設定することは、32 ビット値の残りの 5 ビット (0xF8000000) をゼロに設定することと同じです。

注釈

D3D11DDIARG_POINTERDATAには、ドライバーの CsSetShaderWithIfaces、DsSetShaderWithIfacesGsSetShaderWithIfacesHsSetShaderWithIfacesPsSetShaderWithIfaces、または VsSetShaderWithIfaces 関数の呼び出しで参照されるいずれかのインターフェイスのデータの場所が含まれます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント D3D11DDIARG_POINTERDATAは、Windows 7 オペレーティング システム以降でサポートされています。
Header d3d10umddi.h (D3d10umddi.h を含む)

こちらもご覧ください

CsSetShaderWithIfaces

DsSetShaderWithIfaces

GsSetShaderWithIfaces

HsSetShaderWithIfaces

PsSetShaderWithIfaces

VsSetShaderWithIfaces