D3D12DDI_VARIABLE_SHADING_RATE_TIER列挙 (d3d12umddi.h)
D3D12DDI_VARIABLE_SHADING_RATE_TIER値は、ハードウェアが可変レート シェーディングでサポートするレベルを示します。
構文
typedef enum D3D12DDI_VARIABLE_SHADING_RATE_TIER {
D3D12DDI_VARIABLE_SHADING_RATE_TIER_NOT_SUPPORTED = 0,
D3D12DDI_VARIABLE_SHADING_RATE_TIER_1 = 1,
D3D12DDI_VARIABLE_SHADING_RATE_TIER_2 = 2
} ;
定数
D3D12DDI_VARIABLE_SHADING_RATE_TIER_NOT_SUPPORTED 値: 0 可変レートの網かけはサポートされていません。 |
D3D12DDI_VARIABLE_SHADING_RATE_TIER_1 値: 1 可変レート の網かけは、レベル 1 でサポートされています。 |
D3D12DDI_VARIABLE_SHADING_RATE_TIER_2 値: 2 可変レート の網かけは、レベル 2 でサポートされています。 |
注釈
可変レート シェーディング は、レンダリングされたイメージ全体で異なるレートでレンダリング パフォーマンスと電力を割り当てできるようにするメカニズムです。
階層ごとに次の機能が定義されています。
Tier 1 サポート
- 網かけの速度は、描画単位でのみ指定できます。それ以上に細かいものはありません。
- シェーディング レートは、レンダー ターゲット内のどこにあるかに関係なく描画される値に均一に適用されます。
階層 2 のサポート
- シェーディング レートは、階層 1 のように描画ごとに指定できます。 また、描画ベースの組み合わせ、および誘発する頂点ごとのセマンティックと画面空間イメージの組み合わせで指定することもできます。
- 3 つのソースのシェーディング レートは、コンバイナーのセットを使用して組み合わせます。
- 画面領域の画像タイルのサイズは 16 x 16 以下です。
- アプリによって要求されるシェーディングレートは、(テンポラルおよびその他の再構築フィルタの精度のために)正確に配信されることを保証されます。
- SV_SHADINGRATE PS 入力がサポートされています。ここで、SV_ShadingRateではシェーディング レートに関する詳細情報が提供されます。
- 1 つのビューポートが使用され、SV_ViewportIndexが書き込まれていない場合にのみ、誘発ごとの頂点レート (プリミティブごとのレートとも呼ばれます) が有効になります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 バージョン 1903 |
Header | d3d12umddi.h |