IDebugClient5::CreateProcessAndAttach メソッド (dbgeng.h)
CreateProcessAndAttach メソッドは、指定したコマンド ラインからプロセスを作成し、別のユーザー モード プロセスにアタッチします。 作成されたプロセスは中断され、アタッチが完了したときにのみ実行が許可されます。 これにより、クライアントとサーバーの両方のプロセスをデバッグするときに、大まかな同期が可能になります。
構文
HRESULT CreateProcessAndAttach(
[in] ULONG64 Server,
[in, optional] PSTR CommandLine,
[in] ULONG CreateFlags,
[in] ULONG ProcessId,
[in] ULONG AttachFlags
);
パラメーター
[in] Server
プロセスにアタッチするために使用するプロセス サーバーを指定します。 サーバーが 0 の場合、エンジンはプロセス サーバーを使用せずにローカル プロセスに接続します。
[in, optional] CommandLine
新しいプロセスを作成するために実行するコマンド ラインを指定します。 CommandLine が NULL の場合、プロセスは作成されません。AttachProcess と同様に、これらのメソッドは既存のプロセスにアタッチされます。
[in] CreateFlags
プロセスの作成時に使用するフラグを指定します。 これらのフラグの詳細については、「 DEBUG_CREATE_PROCESS_OPTIONS」を参照してください。CreateFlags。
[in] ProcessId
デバッガーがアタッチするターゲット プロセスのプロセス ID を指定します。 ProcessId が 0 の場合、デバッガーは CommandLine から作成したプロセスにアタッチします。
[in] AttachFlags
デバッガーをターゲット プロセスにアタッチする方法を制御するフラグを指定します。 これらのフラグの詳細については、「 DEBUG_ATTACH_XXX」を参照してください。
戻り値
このメソッドは、エラー値を返す場合もあります。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
メソッドは正常に実行されました。 |
注釈
このメソッドは、ライブ ユーザー モードデバッグでのみ使用できます。
CommandLine が NULL でなく、ProcessId が 0 でない場合、エンジンは中断状態でプロセスを作成します。 エンジンは、 ProcessId で指定されたプロセスに正常に接続した後、この新しく作成されたプロセスを再開します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | dbgeng.h (Dbgeng.h を含む) |