DXGI_DDI_ARG_RECLAIMRESOURCES 構造体 (dxgiddi.h)

再利用するビデオ メモリ リソースと、ユーザー モード ディスプレイ ドライバーが以前に再利用のために提供したリソースについて説明します。 Windows ディスプレイ ドライバー モデル (WDDM) 1.2 以降のユーザー モード ディスプレイ ドライバーによって pfnReclaimResources 関数と共に使用されます。

構文

typedef struct _DXGI_DDI_ARG_RECLAIMRESOURCES {
  [in]  DXGI_DDI_HDEVICE         hDevice;
  [in]  const DXGI_DDI_HRESOURCE *pResources;
  [out] BOOL                     *pDiscarded;
  [in]  UINT                     Resources;
} DXGI_DDI_ARG_RECLAIMRESOURCES;

メンバー

[in] hDevice

ドライバーが再利用のためにリソースを提供するディスプレイ デバイス (グラフィックス コンテキスト) へのハンドル。

Direct3D ランタイムは、CreateDevice(D3D10) ルーチンを呼び出してデバイスを作成したときに、D3D10DDIARG_CREATEDEVICE構造体の hDrvDevice メンバー内のドライバーにこのハンドルを渡しました。

[in] pResources

再利用するリソースへのハンドルの配列へのポインター。

[out] pDiscarded

各リソースまたは割り当てが破棄されたかどうかを指定するブール値の省略可能な配列。

この配列内の各ブール値は、 pResources が指す構造体内の同じインデックス位置にあるリソースに対応します。

ドライバーは、対応するリソースが破棄された場合は TRUE 、そうでない場合は FALSE に各ブール値を設定します。

pDiscardedNULL の場合、ドライバーはそれを無視できます。

[in] Resources

pResources および pDiscarded が指す配列内の要素の数。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8、WDDM 1.2 以降
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012
Header dxgiddi.h (D3d10umddi.h を含む)

こちらもご覧ください

pfnReclaimResources