FltCbdqEnable 関数 (fltkernel.h)

FltCbdqEnable を使用すると、 FltCbdqDisable の以前の呼び出しによって無効にされたコールバック データ キューが有効になります。

構文

VOID FLTAPI FltCbdqEnable(
  [in, out] PFLT_CALLBACK_DATA_QUEUE Cbdq
);

パラメーター

[in, out] Cbdq

コールバック データ キューへのポインター。

戻り値

なし

解説

FltCbdqEnable は、 FltCbdqDisable の以前の呼び出しによって無効にされたコールバック データ キューを再び有効にします。 コールバック データ キューが再び有効になると、新しい項目をもう一度受け入れられます。

ミニフィルター ドライバーは 、FltCbdqXxx ルーチンを使用して、IRP ベースの I/O 操作のコールバック データ キューを実装できます。 これらのルーチンを使用すると、ミニフィルター ドライバーはキューをキャンセルセーフにすることができます。システムは、ミニフィルター ドライバーの I/O キャンセルを透過的に処理します。

FltCbdqXxx ルーチンは、IRP ベースの I/O 操作にのみ使用できます。 特定のコールバック データ構造が IRP ベースの I/O 操作を表すかどうかを確認するには、 FLT_IS_IRP_OPERATION マクロを使用します。

キューがミューテックス オブジェクトまたはリソース変数ではなくスピン ロックによって保護されている場合、FltCbdqEnable の呼び出し元は IRQL <= DISPATCH_LEVELで実行できます。 ミューテックスまたはリソースを使用する場合、呼び出し元は IRQL <= APC_LEVELで実行されている必要があります。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header fltkernel.h (Fltkernel.h を含む)
IRQL 「解説」セクションを参照してください

こちらもご覧ください

FLT_CALLBACK_DATA_QUEUE

FLT_IS_IRP_OPERATION

FltCbdqDisable

FltCbdqInitialize

FltCbdqInsertIo

FltCbdqRemoveIo

FltCbdqRemoveNextIo