FltGetCopyInformationFromCallbackData 関数 (fltkernel.h)

FltGetCopyInformationFromCallbackData ルーチンは、コールバック データ (存在する場合) からコピー情報を取得します。 コピー情報は、 NtCopyFileChunk からの読み取り/書き込み呼び出しの IRP 拡張機能にあります。

構文

NTSTATUS FLTAPI FltGetCopyInformationFromCallbackData(
  [in]  PFLT_CALLBACK_DATA Data,
  [out] PCOPY_INFORMATION  CopyInformation
);

パラメーター

[in] Data

コールバック データを保持する FLT_CALLBACK_DATA 構造体へのポインター。

[out] CopyInformation

コピー情報が書き込まれる COPY_INFORMATION 構造体へのポインター。

戻り値

FltGetCopyInformationFromCallbackData は、成功するとSTATUS_SUCCESS、または次のようなエラー コードを返します。

エラー コード 意味
STATUS_INVALID_PARAMETER コールバック データは、IRP 操作用ではありません。
STATUS_NOT_FOUND コピー情報 IRP 拡張機能が IRP に設定されていません。

注釈

NtCopyFileChunk からの信頼された読み取りまたは書き込み操作には、次の機能があります。

フィルターは IRP 拡張機能に直接アクセスできませんが、コピー拡張機能の存在をチェックし、FltGetCopyInformationFromCallbackData を呼び出してコピー情報を取得できます。

詳細については、 カーネル モードのファイル コピーとコピー ファイルの検出のシナリオに関する ページを参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 11 バージョン 22H2
Header fltkernel.h
IRQL <= DISPATCH_LEVEL

こちらもご覧ください

COPY_INFORMATION

IoCheckFileObjectOpenedAsCopyDestination

IoCheckFileObjectOpenedAsCopySource

NtCopyFileChunk

NtCreateFile