HWN_CLIENT_SET_STATE コールバック関数 (hwnclx.h)
ハードウェア通知コンポーネントの状態を設定するためにクライアント ドライバーによって実装されます。 ユーザーがドライバーの状態を変更する場合に呼び出されます。
構文
HWN_CLIENT_SET_STATE HwnClientSetState;
NTSTATUS HwnClientSetState(
[in] PVOID Context,
[in] PVOID Buffer,
[in] ULONG BufferLength,
[out] PULONG BytesWritten
)
{...}
パラメーター
[in] Context
クライアント ドライバーのコンテキスト情報へのポインター。 このメモリ領域は、クライアント ドライバーで使用できます。 WdfDeviceCreate によってフレームワーク オブジェクト コンテキスト空間の一部として割り当てられます。 詳細については、「 HWN_CLIENT_REGISTRATION_PACKET と フレームワーク オブジェクト コンテキスト空間」を参照してください。
[in] Buffer
設定するハードウェア通知を指定する 1 つ以上のHWN_SETTINGS構造体を含むHWN_HEADER構造体を含む BufferLength バイトのバッファー。
[in] BufferLength
Buffer のサイズ (バイト単位)。
[out] BytesWritten
関数によって書き込まれたバイト数を示す変数へのポインター。
戻り値
操作が成功した場合は、STATUS_SUCCESSを返します。 それ以外の場合は、適切な NTSTATUS エラー コードを返します。
注釈
このコールバック関数の実装を登録するには、HWN_CLIENT_REGISTRATION_PACKETの適切なメンバー を 設定し、 HwNRegisterClient を呼び出します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 バージョン 1709 |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | hwnclx.h |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |