IDDCX_PATH2 構造体 (iddcx.h)
IDDCX_PATH2構造体は、特定のモニターで設定するモードを記述します。
構文
struct IDDCX_PATH2 {
UINT Size;
IDDCX_MONITOR MonitorObject;
IDDCX_PATH_FLAGS Flags;
DISPLAYCONFIG_VIDEO_SIGNAL_INFO TargetVideoSignalInfo;
IDDCX_WIRE_FORMAT_INFO WireFormatInfo;
};
メンバー
Size
この構造体の合計サイズ (バイト単位)。
MonitorObject
ドライバーが提供するハンドルを持つ IDDCX_MONITOR オブジェクトで、このパスの対象となるモニターを識別します。
Flags
パスのアクティブな状態や変更されたかどうかなど、このパスのフラグを含む IDDCX_PATH_FLAGS 値。
TargetVideoSignalInfo
ターゲット モード信号の詳細を含むDISPLAYCONFIG_VIDEO_SIGNAL_INFO構造。 「解説」を参照してください。
WireFormatInfo
モニターに送信するシグナルの詳細を含む IDDCX_WIRE_FORMAT_INFO 構造体。
注釈
OS は、そのモニターがアクティブでない場合でも、接続されているすべてのモニターのドライバーに IDDCX_PATH2 を提供します。
DISPLAYCONFIG_VIDEO_SIGNAL_INFOの vSyncFreq 値は、間接ディスプレイ デバイスと接続されているモニターの間の Vsync レートです。 vSyncFreqDivider は、OS がデスクトップ イメージを更新する速度を計算するために使用されます。 デスクトップ更新率は、 という数式 vSyncFreq / vSyncFreqDivider
によって計算されます。 vSyncFreqDivider を 0 にすることはできません。
HDR サポートの詳細については、「 IddCx バージョン 1.10 の更新プログラム」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 11、バージョン 22H2 9 月の更新プログラム (IddCx バージョン 1.10) |
Header | iddcx.h |