KsAddDevice 関数 (ks.h)
KsAddDevice 関数は、KsInitializeDriver によってインストールされる既定の AddDevice ハンドラーです。
構文
KSDDKAPI NTSTATUS KsAddDevice(
[in] PDRIVER_OBJECT DriverObject,
[in] PDEVICE_OBJECT PhysicalDeviceObject
);
パラメーター
[in] DriverObject
ミニドライバーの WDM ドライバー オブジェクトへのポインター。
[in] PhysicalDeviceObject
WDM 物理デバイス オブジェクトへのポインター。
戻り値
デバイスが正常に作成されたことを示すSTATUS_SUCCESS、または IoCreateDevice または KsInitializeDevice からエラー状態を返します。
注釈
通常、AVStream ミニドライバーは、この関数を直接呼び出しません。
詳細については、「 AVStream ミニドライバーの AddDevice Routine」を参照してください。
KsAddDevice は、 KsInitializeDriver の呼び出しから割り当てられたデバイス拡張機能に格納されているデバイス記述子を抽出し、そのデバイスによって記述されたデバイスを作成します。 KsInitializeDriver を使用してドライバーを初期化しない場合、この関数は既定の特性を持ち、フィルター ファクトリを使用しないデバイスを作成します。 ミニドライバーには常に KsCreateDevice を直接呼び出すオプションがあります。その場合、ドライバー拡張機能は AVStream で使用されません。 KsAddDevice はKsCreateDevice を呼び出すので、KsAddDevice を呼び出すドライバーは KsCreateDevice を個別に呼び出さないでください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Microsoft Windows XP 以降のオペレーティング システムと DirectX 8.0 以降の DirectX バージョンで使用できます。 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | ks.h (Ks.h を含む) |
Library | Ks.lib |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |