ChangerMoveMedium 関数 (mcd.h)

ChangerMoveMedium は、IOCTL コード IOCTL_CHANGER_MOVE_MEDIUMを使用して、デバイス制御 IRP のデバイス固有の側面を処理します。

構文

NTSTATUS ChangerMoveMedium(
  [in] PDEVICE_OBJECT DeviceObject,
  [in] PIRP           Irp
);

パラメーター

[in] DeviceObject

チェンジャーを表すデバイス オブジェクトへのポインター。

[in] Irp

IRP へのポインター。

戻り値

ChangerMoveMedium は、システム ポート ドライバーによって返される状態、または次のいずれかの値を返します。

STATUS_SUCCESS

STATUS_DESTINATION_ELEMENT_FULL

STATUS_INVALID_ELEMENT_ADDRESS

STATUS_INVALID_DEVICE_REQUEST

STATUS_INVALID_PARAMETER

STATUS_INSUFFICIENT_RESOURCES

STATUS_SOURCE_ELEMENT_EMPTY

注釈

このルーチンは必須です。

ChangerMoveMedium は、ある要素から別の要素にメディアの一部を移動します。

changer クラス ドライバーは、 ChangerMoveMedium を呼び出す前に、I/O スタックの場所で入力バッファーの長さを確認します。 Irp-SystemBuffer> は、トランスポート要素、ソース、宛先、およびメディアを反転するかどうかを示すCHANGER_MOVE_MEDIUM構造体を指します。

ChangerMoveMedium は 、最初にトランスポート、ソース、および宛先の要素アドレスが有効であることを確認してから、0 から始まる要素アドレスをデバイス固有のアドレスに変換します。 次に、CDB を使用して SRB をビルドしてメディアの一部を移動し、システム ポート ドライバーに送信します。

ChangerMoveMedium は、changer クラス ドライバーに戻る前に、I/O 状態ブロックの Information フィールドを sizeof(CHANGER_MOVE_MEDIUM) に設定します。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header mcd.h (Mcd.h、Ntddchgr.h を含む)
IRQL PASSIVE_LEVEL

こちらもご覧ください

,

CHANGER_ELEMENT

CHANGER_MOVE_MEDIUM

ChangerExchangeMedium