PFN_CREATE_MIRACAST_CONTEXT コールバック関数 (netdispumdddi.h)

ユーザー モードの Miracast コンテキストを作成するためにオペレーティング システムによって呼び出されます。

構文

PFN_CREATE_MIRACAST_CONTEXT PfnCreateMiracastContext;

NTSTATUS PfnCreateMiracastContext(
  [in]  HANDLE hMiracastDeviceHandle,
  [in]  MIRACAST_CALLBACKS *pMiracastCallbacks,
  [out] PVOID *ppMiracastContext
)
{...}

パラメーター

[in] hMiracastDeviceHandle

オペレーティング システムによって提供される、現在の Miracast ディスプレイ デバイスへのハンドル。

[in] pMiracastCallbacks

Miracast ユーザー モード ドライバーが呼び出すことができる、オペレーティング システムによって提供されるコールバック関数へのポインターを持つ MIRACAST_CALLBACKS構造体への ポインター。

[out] ppMiracastContext

Miracast ユーザー モード ドライバーが返す Miracast コンテキストを保持する、オペレーティング システムによって提供されるバッファーへのポインター。

戻り値

成功すると、この関数は STATUS_SUCCESSを返します。 それ以外の場合、関数は Ntstatus.h ヘッダーで定義されているエラー コードを返します。

注釈

この関数が呼び出されると、Miracast ユーザー モード ドライバーは、新しい Miracast 接続セッションに必要なすべてのリソースを準備する必要があります。

ドライバーは、現在の Miracast コンテキストの有効期間中にのみ 、pMiracastCallbacks が指すコールバック関数を呼び出すことができます。

スレッド セーフ

オペレーティング システムでは、 CreateMiracastContextDestroyMiracastContextStartMiracastSessionおよび StopMiracastSession 関数の 1 つだけが一度に呼び出されることを保証します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8.1
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 R2
対象プラットフォーム デスクトップ
Header netdispumdddi.h (Netdispumdddi.h を含む)

こちらもご覧ください

DestroyMiracastContext

MIRACAST_CALLBACKS

StartMiracastSession

StopMiracastSession