EVT_PACKET_QUEUE_ADVANCE コールバック関数 (netpacketqueue.h)

EvtPacketQueueAdvance コールバック関数は、NetAdapterCx によって提供されるパケットの送受信を処理するために、クライアント ドライバーによって実装されます。

構文

EVT_PACKET_QUEUE_ADVANCE EvtPacketQueueAdvance;

void EvtPacketQueueAdvance(
  [_In_] NETPACKETQUEUE PacketQueue
)
{...}

パラメーター

[_In_] PacketQueue

パケット キューへのハンドル。

戻り値

なし

解説

このコールバック関数を EVT_NET_ADAPTER_CREATE_TX(RX)QUEUE コールバックに 登録します。 NET_PACKET_QUEUE_CONFIG_INITを使用して構造体を初期化するときに、NET_PACKET_QUEUE_CONFIG構造体の適切なメンバーを設定し、NetTx(Rx)QueueCreate を呼び出します。

NetAdapterCx は、パケット キューの EVT_PACKET_QUEUE_CANCELおよびEVT_PACKET_QUEUE_SET_NOTIFICATION_ENABLED コールバック関数と共に、このコールバック関数 シリアル化します。

NetAdapterCx データ パス ポーリング モデルを示す詳細と図については、「キューの 送受信」を参照してください。 リング バッファーの使用方法の詳細については、「リング バッファーの使用」を参照してください。

送信キューに対してこのコールバックを実装する例については、「 ネット リングを使用したネットワーク データの送信」を参照してください。 受信キューに対してこのコールバックを実装する例については、「 ネット リングを使用したネットワーク データの受信」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
最小 KMDF バージョン 1.27
最小 UMDF バージョン 2.33
Header netpacketqueue.h (netadaptercx.h を含む)
IRQL <= DISPATCH_LEVEL

こちらもご覧ください

EVT_NET_ADAPTER_CREATE_RXQUEUE

EVT_NET_ADAPTER_CREATE_TXQUEUE

NetRxQueueCreate

NetTxQueueCreate

EVT_PACKET_QUEUE_START

EVT_PACKET_QUEUE_SET_NOTIFICATION_ENABLED

EVT_PACKET_QUEUE_CANCEL

EVT_PACKET_QUEUE_STOP