PCI_EXPRESS_ROOT_CONTROL_REGISTER 共用体 (ntddk.h)

PCI_EXPRESS_ROOT_CONTROL_REGISTER構造では、PCIe 機能構造の PCI Express (PCIe) ルート制御レジスタについて説明します。

構文

typedef union _PCI_EXPRESS_ROOT_CONTROL_REGISTER {
  struct {
    USHORT CorrectableSerrEnable  :1;
    USHORT NonFatalSerrEnable  :1;
    USHORT FatalSerrEnable  :1;
    USHORT PMEInterruptEnable  :1;
    USHORT CRSSoftwareVisibilityEnable  :1;
    USHORT Rsvd  :11;
  };
  USHORT AsUSHORT;
} PCI_EXPRESS_ROOT_CONTROL_REGISTER, *PPCI_EXPRESS_ROOT_CONTROL_REGISTER;

メンバー

DUMMYSTRUCTNAME

DUMMYSTRUCTNAME.CorrectableSerrEnable

このルート ポートまたはルート ポート自体に関連付けられている階層内のいずれかのデバイスによって修正可能なエラーが報告された場合に、システム エラーを生成する必要があることを示す 1 ビット。

DUMMYSTRUCTNAME.NonFatalSerrEnable

このルート ポートまたはルート ポート自体に関連付けられている階層内のいずれかのデバイスによって致命的でないエラーが報告された場合に、システム エラーを生成する必要があることを示す 1 ビット。

DUMMYSTRUCTNAME.FatalSerrEnable

このルート ポートまたはルート ポート自体に関連付けられている階層内のいずれかのデバイスによって致命的でないエラーが報告された場合に、システム エラーを生成する必要があることを示す 1 ビット。

DUMMYSTRUCTNAME.PMEInterruptEnable

電源管理イベントに対して割り込みが有効になっていることを示す 1 ビット。

DUMMYSTRUCTNAME.CRSSoftwareVisibilityEnable

構成要求再試行状態 (CRS) 完了状態をソフトウェアに返すためにルート ポートが有効になっていることを示す 1 ビット。

DUMMYSTRUCTNAME.Rsvd

予約済み。

AsUSHORT

PCI_EXPRESS_ROOT_CONTROL_REGISTER構造体の内容の USHORT 表現。

注釈

PCI_EXPRESS_ROOT_CONTROL_REGISTER構造は、Windows Server 2008 以降のバージョンの Windows で使用できます。

PCI_EXPRESS_ROOT_CONTROL_REGISTER構造体は、 PCI_EXPRESS_CAPABILITY 構造体に含まれています。

要件

要件
Header ntddk.h (Ntddk.h、Miniport.h を含む)

こちらもご覧ください

PCI_EXPRESS_CAPABILITY