IStillImageW::LaunchApplicationForDevice メソッド (sti.h)
IStillImage::LaunchApplicationForDevice メソッドは、指定した静止画像デバイスに対して指定されたアプリケーションを起動します。
構文
HRESULT LaunchApplicationForDevice(
[in] LPWSTR pwszDeviceName,
[in] LPWSTR pwszAppName,
[in] LPSTINOTIFY pStiNotify
);
パラメーター
[in] pwszDeviceName
IStillImage::GetSTILaunchInformation または IStillImage::GetDeviceList を呼び出すことによって取得される、内部デバイス名を表す文字列への呼び出し元指定のポインター。
[in] pwszAppName
IStillImage::RegisterLaunchApplication を呼び出して登録されたアプリケーションの短い名前を表す文字列への呼び出し元が指定したポインター。
[in] pStiNotify
デバイス イベントを記述する STINOTIFY 構造体への呼び出し元指定のポインター。 通常、イベントの GUID は 、IStiDevice::GetLastNotificationData を呼び出すことによって取得されます。
戻り値
操作が成功した場合、メソッドは S_OKを返します。 それ以外の場合は、 stierr.h で定義されている STIERR プレフィックス付きエラー コードのいずれかを返します。
注釈
IStillImage::LaunchApplicationForDevice メソッドは、IStillImage::RegisterLaunchApplication を呼び出すことによってのみ、自身を登録したアプリケーションを開始できます。 指定したイベントは、指定したデバイスがサポートするイベントである必要があります。 メソッドは、デバイス イベントの発生を模倣し、デバイスからイベントをインターセプトして再ルーティングするアプリケーションに役立ちます。 たとえば、ユーザーがスキャナーを起動すると、そのようなアプリケーションで、スキャンしたイメージを保存するか、コピーを作成するか、FAX を送信するかをユーザーに尋ねる場合があります。
IStillImage::LaunchApplicationForDevice を呼び出す前に、IStillImage COM インターフェイスのクライアントが IStillImage::StiCreateInstance を呼び出して IStillImage インターフェイス ポインターを取得する必要があります。
例
HRESULT hRes;
hRes = pStiDevice->GetLastNotificationData(&pNotify);
if (!SUCCEEDED(hRes))
{
DisplayOutput("->GetLastNotificationData returned %xh %u",
hReturn,hReturn);
}
// Process or filter events here
// Send event on to app
hRes = pSti->LaunchApplicationForDevice(pStiInfoPtr->szDeviceInternalName,
L"AppName",
pNotify);
if (!SUCCEEDED(hRes))
{
DisplayOutput("->LaunchApplicationForDevice on %S returned %xh %u",
pStiInfoPtr->szDeviceInternalName,hReturn,hReturn);
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | sti.h (Sti.h を含む) |