IStillImageW::WriteToErrorLog メソッド (sti.h)

IStillImage::WriteToErrorLog メソッドは、静止画像エラー ログにメッセージを書き込みます。

構文

HRESULT WriteToErrorLog(
       DWORD   dwMessageType,
  [in] LPCWSTR pszMessage
);

パラメーター

dwMessageType

メッセージの種類を表す呼び出し元から指定された定数値。 Sti.h では、次の値が定義されています。

STI_TRACE_INFORMATION

STI_TRACE_WARNING

STI_TRACE_ERROR

[in] pszMessage

ログ ファイルに書き込まれるメッセージ文字列への呼び出し元指定ポインター。

戻り値

操作が成功した場合、メソッドは S_OKを返します。 それ以外の場合は、 stierr.h で定義されている STIERR プレフィックス付きのエラー コードのいずれかを返します。

注釈

静止画像エラー ログ ファイルは 、sti_trace.log という名前で、Windows ディレクトリにあります。 レジストリ値は、エラー ログに書き込まれる静止画像エラーの種類 (情報、警告、またはエラー) を決定します (「 変更できないレジストリ エントリ」を参照してください)。

エラー メッセージは、デバイスのハードウェア障害などの重大なエラー状態のために予約する必要があります。 情報メッセージは、独自のデバッグ目的で使用できます。 ログに記録されたメッセージはユーザーには表示されませんが、ユーザーの問題をデバッグするためにサポート エンジニアによって使用される場合があります。

IStillImage::WriteToErrorLog を呼び出す前に、IStillImage COM インターフェイスのクライアントは IStillImage::StiCreateInstance を呼び出して IStillImage インターフェイス ポインターを取得する必要があります。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header sti.h (Sti.h を含む)