VhfDelete 関数 (vhf.h)

HID ソース デバイス ドライバーは、VHF デバイスを削除するには、このメソッドを呼び出します。

構文

void VhfDelete(
  [in] VHFHANDLE VhfHandle,
  [in] BOOLEAN   Wait
);

パラメーター

[in] VhfHandle

VhfCreate の前回の呼び出しで HID ソース ドライバーが受信した仮想 HID デバイスへのハンドル。

[in] Wait

デバイスを削除した後に同期的にを返す場合は TRUE。 この場合、デバイスが PnP マネージャーに不足していると報告され、 EvtVhfCleanup コールバック関数が返されるまで、Virtual HID Framework (VHF) は返されません。

FALSE は予約されているため、渡さないでください。 詳細については、「解説」を参照してください。

戻り値

なし

解説

HID ソース ドライバーは、 VhfDelete を呼び出す直前に、仮想 HID Framework (VHF) の新しい要求の開始を停止する必要があります。

同期的に VhfDelete を呼び出すには、 Wait パラメーターを TRUE に設定してPASSIVE_LEVELで呼び出します。 この場合、削除が完了した後に同期的に が返されます。 HID ソース ドライバーが EvtVhfCleanup コールバック関数を VHF に登録している場合は、 VhfDelete から戻る前にそのコールバックが呼び出されます。 関数は、同じスレッドで呼び出される場合があります。

VhfDelete を非同期的に呼び出すことはできません (Wait パラメーターを FALSE に設定)、またはPASSIVE_LEVELより高い IRQL で呼び出すことはできません。 これにより、未定義の動作が発生する可能性があります。

KMDF ドライバーがこの関数を呼び出すタイミングに制限はありません。 VhfCreate 呼び出しに一致する関数から呼び出することをお勧めします。 たとえば、VhfCreateEvtDriverDeviceAdd から呼び出された場合は、EvtDeviceCleanupCallback から同期的に VhfDelete を呼び出します。 VhfDelete は、以前に VhfStart を呼び出さずに VHFHANDLE で呼び出される場合があります。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー vhf.h
Library VhfKm.lib
IRQL 待機は TRUE、PASSIVE_LEVEL

こちらもご覧ください

仮想 HID フレームワーク (VHF) を使って HID ソース ドライバーを作成する