WdfCollectionRemoveItem 関数 (wdfcollection.h)

[KMDF と UMDF に適用]

WdfCollectionRemoveItem メソッドは、指定したインデックス値に基づいて、オブジェクト コレクションから指定したオブジェクトを削除します。

構文

void WdfCollectionRemoveItem(
  [in] WDFCOLLECTION Collection,
  [in] ULONG         Index
);

パラメーター

[in] Collection

コレクション オブジェクトへのハンドル。

[in] Index

削除するオブジェクトを識別する 0 から始まるインデックス。

戻り値

なし

解説

ドライバーが無効なオブジェクト ハンドルを提供すると、バグ チェックが発生します。

インデックス値は、オブジェクトがコレクションに追加される順序を表します。 インデックス値 0 は、コレクションに追加された最初のオブジェクトを表し、1 のインデックス値は 2 番目のオブジェクトを表します。

WdfCollectionRemoveItem がコレクションからオブジェクトを削除すると、オブジェクトの参照カウントがデクリメントされます。

オブジェクト コレクションの詳細については、「Framework オブジェクト コレクション」を参照してください。

WdfCollectionRemoveItem を使用するコード例については、「WdfCollectionGetFirstItem」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
最小 KMDF バージョン 1.0
最小 UMDF バージョン 2.0
Header wdfcollection.h (Wdf.h を含む)
Library Wdf01000.sys (KMDF);WUDFx02000.dll (UMDF)
IRQL <= DISPATCH_LEVEL
DDI コンプライアンス規則 DriverCreate(kmdf)KmdfIrql(kmdf)KmdfIrql2(kmdf)、KmdfIrqlExplicit(kmdf)

こちらもご覧ください

WdfCollectionRemove