WDF_REL_TIMEOUT_IN_US関数 (wdfcore.h)
[KMDF と UMDF に適用]
WDF_REL_TIMEOUT_IN_US関数は、指定したマイクロ秒数を相対時間値に変換します。
構文
LONGLONG WDF_REL_TIMEOUT_IN_US(
[in] ULONGLONG Time
);
パラメーター
[in] Time
変換するマイクロ秒数。
戻り値
WDF_REL_TIMEOUT_IN_US は、 Time が指定するマイクロ秒の数を表す、システム時間単位 (100 ナノ秒間隔) の相対時間値を返します。
注釈
相対時間は、現在のシステム時刻を基準とした時間値です。 たとえば、呼び出し元がタイムアウト値を受け取る関数に 5 マイクロ秒の相対時間値を渡すと、関数は呼び出し後 5 マイクロ秒でタイムアウトします。
例
次のコード例では、タイマーを開始します。 フレームワークは、100 マイクロ秒後にタイマーの EvtTimerFunc コールバック関数を呼び出します。
BOOLEAN inTimerQueue;
inTimerQueue = WdfTimerStart(
timerHandle,
WDF_REL_TIMEOUT_IN_US(100)
);
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
最小 KMDF バージョン | 1.0 |
最小 UMDF バージョン | 2.0 |
Header | wdfcore.h (Wdf.h を含む) |
Library | なし |
IRQL | 任意のレベル |