WdfDeviceRemoveDependentUsageDeviceObject 関数 (wdfdevice.h)
[KMDF にのみ適用]
WdfDeviceRemoveDependentUsageDeviceObject メソッドは、指定したデバイスを使用して特殊なファイルを格納するときに、指定したデバイスが別のデバイスに依存しなくなったことを示します。
構文
void WdfDeviceRemoveDependentUsageDeviceObject(
[in] WDFDEVICE Device,
[in] PDEVICE_OBJECT DependentDevice
);
パラメーター
[in] Device
フレームワーク デバイス オブジェクトへのハンドル。
[in] DependentDevice
デバイスが依存するデバイスを識別する呼び出し元から提供されるDEVICE_OBJECT構造体へのポインター。
戻り値
なし
解説
ドライバーは 、WdfDeviceRemoveDependentUsageDeviceObject を呼び出して、 WdfDeviceAddDependentUsageDeviceObject の以前の呼び出しで作成されたデバイスの依存関係を削除できます。
WdfDeviceRemoveDependentUsageDeviceObject と WdfDeviceRemoveDependentUsageDeviceObject の詳細については、「特別なファイルのサポート」を参照してください。
例
次のコード例では、別のデバイス (デバイス) が依存しているデバイスの一覧からデバイス (pDeviceObject) を削除します。
status = WdfDeviceRemoveDependentUsageDeviceObject(
device,
pDeviceObject
);
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
最小 KMDF バージョン | 1.9 |
Header | wdfdevice.h (Wdf.h を含む) |
Library | Wdf01000.sys (「Framework ライブラリのバージョン管理」を参照)。 |
IRQL | <=DISPATCH_LEVEL |
DDI コンプライアンス規則 | DriverCreate(kmdf)、 KmdfIrql(kmdf)、 KmdfIrql2(kmdf)、KmdfIrqlExplicit(kmdf) |