WdfDeviceSetDeviceInterfaceStateEx 関数 (wdfdevice.h)
WdfDeviceSetDeviceInterfaceStateEx メソッドは、指定されたデバイスのデバイス インターフェイスを有効または無効にします。
構文
void WdfDeviceSetDeviceInterfaceStateEx(
WDFDEVICE Device,
const GUID *InterfaceClassGUID,
PCUNICODE_STRING ReferenceString,
BOOLEAN IsInterfaceEnabled
);
パラメーター
Device
フレームワーク デバイス オブジェクトへのハンドル。
InterfaceClassGUID
デバイス インターフェイス クラスを識別する GUID へのポインター。
ReferenceString
デバイス インターフェイスの参照文字列を記述する UNICODE_STRING 構造体へのポインター。 このパラメーターは省略可能であり、 NULL にすることができます。
IsInterfaceEnabled
TRUE の場合は、指定したデバイス インターフェイス インスタンスを有効にするブール値。FALSE の場合は無効にします。
戻り値
なし
解説
ドライバーは、デバイスが起動する前または後に、この関数を呼び出すことができます。
デバイスが起動する前に呼び出された場合 ( EvtDriverDeviceAdd、 EvtChildListCreateDevice、 EvtDevicePrepareHardware など)、ドライバーは IsInterfaceEnabled を FALSE に設定して、PnP の起動時にインターフェイスが自動的に有効にならないようにする必要があります。 デバイスが起動する前にパラメーターを TRUE に設定することは冗長であり、このような呼び出しは削除する必要があります。
デバイスの起動後に を呼び出すと、動作は WdfDeviceSetDeviceInterfaceState と同じです。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 バージョン 2004 |
最小 KMDF バージョン | 1.31 |
最小 UMDF バージョン | 1.31 |
Header | wdfdevice.h (Wdf.h を含む) |
Library | Wdf01000.sys (KMDF);WUDFx02000.dll (UMDF) |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |