WdfInterruptDisable 関数 (wdfinterrupt.h)
[KMDF と UMDF に適用]
WdfInterruptDisable メソッドは、ドライバーの EvtInterruptDisable コールバック関数を呼び出すことによって、指定されたデバイス割り込みを無効にします。
構文
void WdfInterruptDisable(
[in] WDFINTERRUPT Interrupt
);
パラメーター
[in] Interrupt
フレームワーク割り込みオブジェクトへのハンドル。
戻り値
なし
解説
ドライバーが無効なオブジェクト ハンドルを提供すると、バグ チェックが発生します。
フレームワークは、デバイスが動作 (D0) 状態を離れるたびにドライバーの EvtInterruptDisable コールバック関数を呼び出すので、ほとんどのフレームワーク ベースのドライバーは WdfInterruptDisable を呼び出す必要はありません。
パッシブ レベルの割り込みオブジェクトの場合、フレームワークは PASSIVE_LEVEL で WdfInterruptDisable を呼び出します。
要求ハンドラーなどの任意のスレッド コンテキストから WdfInterruptDisable を呼び出さないでください。
フレームワーク ベースのドライバーでの割り込みの処理の詳細については、「 ハードウェア割り込みの処理」を参照してください。
例
次のコード例では、指定した割り込みオブジェクトに関連付けられているデバイス割り込みを無効にします。
WdfInterruptDisable(Interrupt);
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
最小 KMDF バージョン | 1.0 |
最小 UMDF バージョン | 2.0 |
Header | wdfinterrupt.h (Wdf.h を含む) |
Library | Wdf01000.sys (KMDF);WUDFx02000.dll (UMDF) |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |
DDI コンプライアンス規則 | DriverCreate(kmdf), KmdfIrql(kmdf), KmdfIrql2(kmdf), KmdfIrqlExplicit(kmdf) |