WdfVerifierDbgBreakPoint 関数 (wdfverifier.h)

[KMDF と UMDF に適用]

デバッガーが実行されている場合、 WdfVerifierDbgBreakPoint 関数はカーネル デバッガーに分割されます。

構文

void WdfVerifierDbgBreakPoint();

戻り値

なし

解説

次のいずれかに該当する場合、 WdfVerifierDbgBreakPoint 関数はカーネル デバッガーに分割されます。

  • DbgBreakOnError は、レジストリの 0 以外の値に設定されます。
  • VerifierOn が 0 以外の値に設定され、 DbgBreakOnError が設定されていません。
  • ドライバー検証ツールが有効になり、ドライバーはフレームワーク バージョン 1.9 以降でビルドされ、 VerifierOnDbgBreakOnError も設定されていません。
ドライバーのデバッグに使用できるレジストリ エントリの詳細については、「ドライバーをデバッグ するためのレジストリ エントリ Framework-Based 参照してください。

ドライバーのデバッグの詳細については、「 KMDF ドライバーのデバッグ」を参照してください。

次のコード例は、ドライバーが I/O 要求の出力バッファーを取得するエラーを処理する方法を示しています。

Status = WdfRequestRetrieveOutputMemory(
                                        Request,
                                        &memory
                                        );
if( !NT_SUCCESS(Status) ) {
    KdPrint(("EvtIoRead could not get request memory buffer. Status: 0x%x\n",Status));
    WdfVerifierDbgBreakPoint();
    WdfRequestCompleteWithInformation(
                                      Request,
                                      Status,
                                      0L
                                      );
    return;
}

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
最小 KMDF バージョン 1.0
最小 UMDF バージョン 2.0
Header wdfverifier.h (Wdf.h を含む)
Library Wdf01000.sys (KMDF);WUDFx02000.dll (UMDF)
IRQL 任意のレベル
DDI コンプライアンス規則 DriverCreate(kmdf)

こちらもご覧ください

WdfVerifierKeBugCheck