GET_D3COLD_LAST_TRANSITION_STATUS コールバック関数 (wdm.h)

GetLastTransitionStatus ルーチンを使用すると、デバイスのドライバーは、D3hot サブ状態への最新の遷移の後に D3cold サブ状態への遷移が続いたかどうかを照会できます。

構文

GET_D3COLD_LAST_TRANSITION_STATUS GetD3coldLastTransitionStatus;

void GetD3coldLastTransitionStatus(
  [in, optional] PVOID Context,
  [out]          PD3COLD_LAST_TRANSITION_STATUS LastTransitionStatus
)
{...}

パラメーター

[in, optional] Context

インターフェイス固有のコンテキスト情報へのポインター。 呼び出し元は、インターフェイスのD3COLD_SUPPORT_INTERFACE構造体の Context メンバーの値にこのパラメーターを設定します。

[out] LastTransitionStatus

ルーチンが次の D3COLD_LAST_TRANSITION_STATUS 列挙値のいずれかを書き込む変数へのポインター。

  • LastDStateTransitionStatusUnknown
  • LastDStateTransitionD3hot
  • LastDStateTransitionD3cold
LastDStateTransitionD3cold 値は、D3hot への最新の切り替えの後に D3cold への遷移が続いていたことを示します。 詳細については、「解説」を参照してください。

戻り値

なし

解説

このルーチンは、親バス ドライバーとプラットフォーム ファームウェアから呼び出し元のクエリに応答するために必要な情報を取得しようとします。 この情報が使用できない場合、ルーチンは LastDStateTransitionStatusUnknown の値を LastTransitionStatus パラメーターが指す場所に書き込みます。

詳細については、「 D3COLD_LAST_TRANSITION_STATUS」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8以降で使用できます。
対象プラットフォーム デスクトップ
Header wdm.h (Wdm.h を含む)
IRQL PASSIVE_LEVEL

こちらもご覧ください

D3COLD_LAST_TRANSITION_STATUS

D3COLD_SUPPORT_INTERFACE