PCI_MSIX_SET_ENTRY コールバック関数 (wdm.h)
SetTableEntry ルーチンは、MSI-X ハードウェア割り込みテーブルのテーブル エントリのメッセージ ID を設定します。
構文
PCI_MSIX_SET_ENTRY PciMsixSetEntry;
NTSTATUS PciMsixSetEntry(
[in] PVOID Context,
[in] ULONG TableEntry,
[in] ULONG MessageNumber
)
{...}
パラメーター
[in] Context
インターフェイス固有のコンテキスト情報へのポインター。 呼び出し元は、インターフェイスのPCI_MSIX_TABLE_CONFIG_INTERFACE構造体の Context メンバーとして渡される値を渡します。
[in] TableEntry
MSI-X ハードウェア割り込みテーブル内のテーブル エントリのインデックス。
[in] MessageNumber
割り込みのメッセージ ID。 この値は、ドライバーのメッセージシグナル割り込みを記述するIO_INTERRUPT_MESSAGE_INFO構造体の MessageInfo メンバー内の割り込みのエントリのインデックスでもあります。 IoConnectInterruptEx 関数は、この構造体へのポインターを提供します。
戻り値
SetTableEntry ルーチンは、次のいずれかの NTSTATUS 値を返す場合があります。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
操作は正常に完了しました。 |
|
デバイスで MSI-X が使用されていないか、 TableEntry パラメーターまたは MessageNumber パラメーターが、デバイスに割り当てられている割り込みリソースに対応していません。 |
注釈
既定では、オペレーティング システムは割り込みのメッセージ ID としてテーブル エントリのインデックスを割り当てます。 メッセージより多くのテーブルエントリがある場合、システムは残りのテーブルエントリをメッセージゼロに対応するように設定します。 ドライバーは 、SetTableEntry ルーチンを使用して、別のメッセージ ID を割り当てることができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista Service Pack 1 (SP1)、Windows Server 2008、およびそれ以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。 |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む) |
IRQL | <= DIRQL |