IoReportInterruptActive 関数 (wdm.h)

IoReportInterruptActive ルーチンは、登録済み割り込みサービス ルーチン (ISR) がアクティブであり、割り込み要求を処理する準備ができていることをオペレーティング システムに通知します。

構文

void IoReportInterruptActive(
  [in] PIO_REPORT_INTERRUPT_ACTIVE_STATE_PARAMETERS Parameters
);

パラメーター

[in] Parameters

割り込みに関連付けられた接続コンテキストを含む IO_REPORT_INTERRUPT_ACTIVE_STATE_PARAMETERS構造体への ポインター。 呼び出し元は、ISR を登録した IoConnectInterruptEx 呼び出しからこのコンテキストを受信しました。

戻り値

なし

解説

IoConnectInterruptEx ルーチンは ISR を登録し、ISR を割り込みまたは割り込みに接続します。 ISR が登録されると、ドライバーは IoReportInterruptActive ルーチンまたは IoReportInterruptInactive ルーチンを呼び出すことによって、ISR をアクティブまたは 非アクティブ にすることができます。 既定では、 ISR は IoConnectInterruptEx 呼び出しの後にアクティブになります。

アクティブ状態の ISR は、切断することも非アクティブにすることもできます。 ISR を切断してその登録を削除するには、 IoDisconnectInterruptEx ルーチンを呼び出します。 登録を変更せずに ISR を非アクティブにするには、 IoReportInterruptInactive を呼び出します。

IO_REPORT_INTERRUPT_ACTIVE_STATE_PARAMETERS構造体には、IoConnectInterruptEx 呼び出しから取得した有効な接続コンテクトが含まれている必要があります。

IoReportInterruptActive の詳細については、「ISR をアクティブまたは非アクティブにする」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8 以降で使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header wdm.h (Wdm.h を含む)
Library NtosKrnl.lib
[DLL] NtosKrnl.exe
IRQL <= DISPATCH_LEVEL

こちらもご覧ください

IO_REPORT_INTERRUPT_ACTIVE_STATE_PARAMETERS

IoConnectInterruptEx

IoDisconnectInterruptEx

IoReportInterruptInactive