IoWMIDeviceObjectToInstanceName 関数 (wdm.h)

IoWMIDeviceObjectToInstanceName ルーチンは、デバイス オブジェクトによって指定されたドライバーによって実装される WMI クラス インスタンスのインスタンス名を決定します。

構文

NTSTATUS IoWMIDeviceObjectToInstanceName(
  [in]  PVOID           DataBlockObject,
  [in]  PDEVICE_OBJECT  DeviceObject,
  [out] PUNICODE_STRING InstanceName
);

パラメーター

[in] DataBlockObject

WMI データ ブロック オブジェクトへのポインター。 呼び出し元は、 IoWMIOpenBlock を使用して WMI クラスのデータ ブロック オブジェクトを開きます。

[in] DeviceObject

デバイス オブジェクトを指定します。 ルーチンは、デバイス オブジェクトに対応するドライバーのインスタンス名を返します。

[out] InstanceName

ルーチンがインスタンス名を返すために使用する UNICODE_STRING 構造体へのポインター。 呼び出し元は、 UNICODE_STRING内で返されたバッファーを解放します。

戻り値

ルーチンは NTSTATUS コードを返します。 可能な戻り値は次のとおりです。

リターン コード 説明
STATUS_SUCCESS
操作が成功しました。 ルーチンは、インスタンス名を InstanceName パラメーターで指定されたUNICODE_STRINGに格納します。
STATUS_WMI_INSTANCE_NOT_FOUND
ドライバーは、 DataBlockObject で指定された WMI クラスのインスタンスを実装しません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む)
Library NtosKrnl.lib
[DLL] NtosKrnl.exe
IRQL <= APC_LEVEL

こちらもご覧ください

DEVICE_OBJECT

IoWMIHandleToInstanceName

IoWMIOpenBlock