KeRegisterNmiCallback 関数 (wdm.h)

KeRegisterNmiCallback ルーチンは、マスク不可能な割り込み (NMI) が発生するたびに呼び出されるルーチンを登録します。

構文

PVOID KeRegisterNmiCallback(
  [in]           PNMI_CALLBACK CallbackRoutine,
  [in, optional] PVOID         Context
);

パラメーター

[in] CallbackRoutine

フォームの関数へのポインター:

BOOLEAN
 XxxNmiCallback(
 IN PVOID Context,
  IN BOOLEAN Handled
 );

[in, optional] Context

XxxNmiCallback の呼び出し時に Context パラメーターとして渡される値を指定します。

戻り値

成功すると、 KeRegisterNmiCallback は、呼び出し元が KeDeregisterNmiCallback に渡してコールバックを登録解除する不透明なポインターを返します。 コールバックを登録できない場合、ルーチンは NULL を 返します。

注釈

マスクできない割り込みが発生すると、システムは登録された各コールバックを、登録された順序とは逆の順序で呼び出します。 最初のコールバックの場合、システムは FALSE Handled パラメーターとして渡します。 後続のコールバックごとに、以前のコールバックが TRUE を返した場合、システムは Handled パラメーターとして TRUE を渡し、それ以外の場合は FALSE を渡します。 コールバックが TRUE の値を返した場合、システムは割り込みが処理されたと見なします。 それ以外の場合、システムは割り込みに対して HAL の既定のハンドラーを呼び出します。これにより、通常、システムはバグ チェックします。

コールバック ルーチンは、IRQL = HIGH_LEVELで実行できる必要があります。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む)
Library NtosKrnl.lib
[DLL] NtosKrnl.exe
IRQL IRQL <= APC_LEVEL (「解説」セクションを参照)
DDI コンプライアンス規則 HwStorPortProhibitedDDIs(storport), IrqlKeApcLte2(wdm)

こちらもご覧ください

KeDeregisterNmiCallback