RtlAnsiStringToUnicodeSize マクロ (wdm.h)
RtlAnsiStringToUnicodeSize ルーチンは、Unicode 文字列に変換された ANSI 文字列を保持するために必要なバイト数を返します。
構文
//
// NTSYSAPI
// ULONG
// NTAPI
// RtlAnsiStringToUnicodeSize(
// PANSI_STRING AnsiString
// );
//
#define RtlAnsiStringToUnicodeSize(STRING) ( \
RtlxAnsiStringToUnicodeSize(STRING) \
)
パラメーター
[in] STRING
ANSI 文字列を含むバッファーへのポインター。
戻り値
なし
解説
RtlAnsiStringToUnicodeSize は、Unicode 文字列に変換された ANSI 文字列を保持するために必要なバイト数を含む ULONG 値を返します。
RtlAnsiStringToUnicodeSize ルーチンの戻り値を USHORT にキャストすると、データが失われる可能性があります。 潜在的な問題を回避するために、このルーチンの呼び出し元は算術オーバーフローの戻り値をテストする必要があります。 RtlAnsiStringToUnicodeSize は末尾の NULL を考慮します。
RtlAnsiStringToUnicodeSize の呼び出し元は、IRQL = PASSIVE_LEVELで実行されている必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 以降で使用できます。 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む) |
Library | NtosKrnl.lib |
[DLL] | NtosKrnl.exe |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |