RtlCompareMemory 関数 (wdm.h)
RtlCompareMemory ルーチンは、2 つのメモリ ブロックを比較し、最初の相違点まで一致するバイト数を返します。
構文
NTSYSAPI SIZE_T RtlCompareMemory(
[in] const VOID *Source1,
[in] const VOID *Source2,
[in] SIZE_T Length
);
パラメーター
[in] Source1
メモリの最初のブロックへのポインター。
[in] Source2
メモリの 2 番目のブロックへのポインター。
[in] Length
比較するバイト数。
戻り値
RtlCompareMemory は、一致する 2 つのブロックのバイト数を返します。 すべてのバイトが指定した Length 値と一致する場合は、 Length 値が返されます。
注釈
ルーチンは、最初のブロックの最初のバイトを 2 番目のブロックの最初のバイトと比較することから始まり、バイトが一致する間、2 つのブロックの連続したバイトを比較し続けます。 ルーチンは、等しくないバイトの最初のペアが検出された場合、または一致するバイト数が Length パラメーター値のいずれか早い方に等しい場合に、バイトの比較を停止します。
両方のメモリ ブロックが常駐している場合、 RtlCompareMemory の呼び出し元は任意の IRQL で実行できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む) |
Library | NtosKrnl.lib;Windows 10の OneCoreUAP.lib |
[DLL] | NtDll.dll (ユーザー モード);Kernel32.dll (ユーザー モード);NtosKrnl.exe (カーネル モード) |
IRQL | 任意のレベル (「解説」セクションを参照) |
DDI コンプライアンス規則 | BufAfterReqCompletedIntIoctlA(kmdf), BufAfterReqCompletedIoctlA(kmdf), BufAfterReqCompletedReadA(kmdf), BufAfterReqCompletedWriteA(kmdf) |