WRITE_REGISTER_ULONG関数 (wdm.h)

WRITE_REGISTER_ULONG ルーチンは、指定されたポインターを逆参照し、メモリ バリアを挿入して、指定したアドレスに ULONG 値を書き込みます。

構文

void WRITE_REGISTER_ULONG(
  [in] volatile ULONG *Register,
  [in] ULONG          Value
);

パラメーター

[in] Register

メモリ空間内のマップされた範囲である必要があるレジスタへのポインター。

[in] Value

レジスタに書き込む ULONG 値を指定します。

戻り値

なし

解説

このルーチンは、コードにメモリ バリアを挿入します。 このバリアにより、このルーチンの呼び出しの前にソース コードに表示されるすべての操作が、呼び出し後に表示される操作の前に完了することが保証されます。

メモリ バリアの詳細については、「 KeMemoryBarrier」を参照してください。

WRITE_REGISTER_ULONGの呼び出し元は、レジスタが常駐でマップされたデバイス メモリであると仮定して、任意の IRQL で実行できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 以降で使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h、Ioaccess.h、Miniport.h、Wudfwdm.h を含む)
Library NtosKrnl.lib
[DLL] NtosKrnl.exe
IRQL 任意のレベル (「解説」セクションを参照)