OB_CALLBACK_REGISTRATION 構造体 (wdm.h)

OB_CALLBACK_REGISTRATION構造体は、ObRegisterCallbacks ルーチンが ObjectPreCallback および ObjectPostCallback コールバック ルーチンを登録するときにパラメーター指定します。

構文

typedef struct _OB_CALLBACK_REGISTRATION {
  USHORT                    Version;
  USHORT                    OperationRegistrationCount;
  UNICODE_STRING            Altitude;
  PVOID                     RegistrationContext;
  OB_OPERATION_REGISTRATION *OperationRegistration;
} OB_CALLBACK_REGISTRATION, *POB_CALLBACK_REGISTRATION;

メンバー

Version

要求されるオブジェクト コールバック登録のバージョン。 ドライバーでは、OB_FLT_REGISTRATION_VERSIONを指定する必要があります。

OperationRegistrationCount

OperationRegistration 配列内のエントリの数。

Altitude

ドライバーの高度を指定する Unicode 文字列。 高度の詳細については、「 ミニフィルター ドライバーの順序グループと高度の読み込み」を参照してください。

RegistrationContext

システムは、コールバック ルーチンの実行時に RegistrationContext 値をコールバック ルーチンに渡します。 この値の意味はドライバー定義です。

OperationRegistration

OB_OPERATION_REGISTRATION構造体の配列へのポインター。 各構造体は、 ObjectPreCallback および ObjectPostCallback コールバック ルーチンと、ルーチンが呼び出される操作の種類を指定します。

注釈

この構造体は、 ObRegisterCallbacks ルーチンによって使用されます。 このルーチンの CallBackRegistration パラメーターは、1 つ以上のOB_OPERATION_REGISTRATION構造体の配列の後に続くOB_CALLBACK_REGISTRATION構造体を含むバッファーへのポインターです。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Server 2008 以降で使用できます。
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む)

こちらもご覧ください

OB_OPERATION_REGISTRATION

ObRegisterCallbacks

ObjectPostCallback

ObjectPreCallback