PCI_EXPRESS_ROOT_ERROR_COMMAND 共用体 (wdm.h)

PCI_EXPRESS_ROOT_ERROR_COMMAND構造では、PCIe の高度なエラー報告機能構造の PCI Express (PCIe) ルート エラー コマンド レジスタについて説明します。

構文

typedef union _PCI_EXPRESS_ROOT_ERROR_COMMAND {
  struct {
    ULONG CorrectableErrorReportingEnable  :1;
    ULONG NonFatalErrorReportingEnable  :1;
    ULONG FatalErrorReportingEnable  :1;
    ULONG Reserved  :29;
  };
  ULONG  AsULONG;
} PCI_EXPRESS_ROOT_ERROR_COMMAND, *PPCI_EXPRESS_ROOT_ERROR_COMMAND;

メンバー

DUMMYSTRUCTNAME

DUMMYSTRUCTNAME.CorrectableErrorReportingEnable

このルート ポートに関連付けられている階層内のいずれかのデバイスによって修正可能なエラーが報告された場合に割り込みが有効になっていることを示す 1 ビット。

DUMMYSTRUCTNAME.NonFatalErrorReportingEnable

このルート ポートに関連付けられている階層内のいずれかのデバイスによって致命的でないエラーが報告された場合に割り込みが有効になっていることを示す 1 ビット。

DUMMYSTRUCTNAME.FatalErrorReportingEnable

このルート ポートに関連付けられている階層内のいずれかのデバイスによって致命的でないエラーが報告された場合に割り込みが有効になっていることを示す 1 ビット。

DUMMYSTRUCTNAME.Reserved

予約済み。

AsULONG

PCI_EXPRESS_ROOT_ERROR_COMMAND構造体の内容の ULONG 表現。

注釈

PCI_EXPRESS_ROOT_ERROR_COMMAND構造は、Windows Server 2008 以降のバージョンの Windows で使用できます。

PCI_EXPRESS_ROOT_ERROR_COMMAND構造体は、 PCI_EXPRESS_ROOTPORT_AER_CAPABILITY 構造体に含まれています。

要件

要件
Header wdm.h (Ntddk.h、Wdm.h、Miniport.h を含む)

こちらもご覧ください

PCI_EXPRESS_ROOTPORT_AER_CAPABILITY