IWiaTransferCallback::GetNextStream メソッド (wia_lh.h)
IWiaTransferCallback::GetNextStream メソッドは、画像処理フィルターによって実装されます。 これは、 IWiaTransfer::D ownload またはプレビュー コンポーネントの IWiaPreview::GetNewPreview](/windows/win32/wia/-wia-iwiapreview-getnewpreview) を呼び出した結果、WIA サービスによって呼び出されます。
構文
HRESULT GetNextStream(
[in] LONG lFlags,
[in] BSTR bstrItemName,
[in] BSTR bstrFullItemName,
[out] IStream **ppDestination
);
パラメーター
[in] lFlags
予約済み。0 に設定します。
[in] bstrItemName
項目の名前を含む文字列を指定します。
[in] bstrFullItemName
アイテムの完全な名前を含む文字列を指定します。
[out] ppDestination
出力ストリームへのポインターを指定します。
戻り値
成功した場合はS_OKを返し、それ以外の場合は標準の COM エラー値を返します。
注釈
IWiaTransferCallback::GetNextStream および IWiaTransferCallback::TransferCallback のイメージ処理フィルターの実装は、イメージの取得中、WIA ミニ ドライバーがクライアントから宛先ストリームを要求したとき、およびミニ ドライバーが進行状況メッセージをアプリケーションに送り返すときに呼び出されます。
IWiaTransferCallback::GetNextStream の画像処理フィルターの実装は、アプリケーションの IWiaTransferCallback::GetNextStream メソッドに委任する必要があります。 次に、画像処理フィルターは、アプリケーション コールバックの IWiaTransferCallback::GetNextStream 実装によって返されるストリームを使用して、WIA サービスに返される独自のストリーム ("フィルター 処理ストリーム") を作成します。
IWiaTransferCallback::GetNextStream 実装では、イメージ処理フィルターは、イメージを取得するアイテムから、その画像処理に必要なプロパティを読み取る必要があります。 フィルターは、IWiaImageFilter::InitializeFilter に渡された pWiaItem2 からプロパティを直接読み取ってはいけません。実際の WIA アイテムを取得するには、この WIA アイテムで IWiaItem2::FindItemByName](/windows/win32/wia/-wia-iwiaitem2-finditembyname) を呼び出す必要があります。 その理由は、フォルダー転送中に取得されたイメージが pWiaItem2 自体ではなく pWiaItem2 の子項目に対応するためです。
このメソッドは、 IWiaPreview::UpdatePreview 中にプレビュー コンポーネントによって呼び出されません。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | wia_lh.h (Wia_lh.h を含む) |