DOT11_ADAPTER 構造体 (wlclient.h)

大事なネイティブ 802.11 ワイヤレス LAN インターフェイスは、Windows 10 以降では非推奨となりました。 代わりに WLAN デバイス ドライバー インターフェイス (WDI) を使用してください。 WDI の詳細については、「 WLAN ユニバーサル Windows ドライバー モデル」を参照してください。
 
DOT11_ADAPTER構造体は、ワイヤレス LAN (WLAN) アダプターと、アダプターを管理する Native 802.11 ミニポート ドライバーのインスタンスの動作属性を識別します。

構文

typedef struct _DOT11_ADAPTER {
  GUID                         gAdapterId;
  LPWSTR                       pszDescription;
  DOT11_CURRENT_OPERATION_MODE Dot11CurrentOpMode;
} DOT11_ADAPTER, *PDOT11_ADAPTER;

メンバー

gAdapterId

WLAN アダプターのグローバル一意識別子 (GUID)。

pszDescription

WLAN アダプターの説明。

Dot11CurrentOpMode

WLAN アダプターを管理するミニポート ドライバー インスタンスの現在のネイティブ 802.11 操作モード。 Dot11CurrentOpMode の値は、 DOT11_CURRENT_OPERATION_MODE 値。

注釈

オペレーティング システムは、WLAN アダプターが使用可能になり、PCMCIA アダプターが挿入されたときなど、使用が有効になったときに常に Dot11ExtIhvInitAdapter IHV ハンドラー関数を呼び出します。 オペレーティング システムは、Dot11ExtIhvInitAdapter 関数の pDot11Adapter パラメーターを介してDOT11_ADAPTER構造体を渡すことによって WLAN アダプターを定義します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。
Header wlclient.h (Ndis.h を含む)

こちらもご覧ください

ネイティブ 802.11 IHV ハンドラー関数

Dot11ExtIhvInitAdapter

DOT11_CURRENT_OPERATION_MODE