RECORDER_LOG_CREATE_PARAMS 構造体 (wpprecorder.h)
RECORDER_LOG_CREATE_PARAMS構造体は、WppRecorderLogCreate メソッドへの入力パラメーターです。
構文
typedef struct _RECORDER_LOG_CREATE_PARAMS {
ULONG Size;
ULONG LogTag;
ULONG TotalBufferSize;
ULONG ErrorPartitionSize;
ULONG_PTR LogIdentifierAppendValue;
BOOLEAN LogIdentifierAppendValueSet;
ULONG LogIdentifierSize;
CHAR LogIdentifier[RECORDER_LOG_IDENTIFIER_MAX_CHARS];
WPP_RECORDER_TRI_STATE UseTimeStamp;
WPP_RECORDER_TRI_STATE PreciseTimeStamp;
} RECORDER_LOG_CREATE_PARAMS, *PRECORDER_LOG_CREATE_PARAMS;
メンバー
Size
この構造体のサイズ。
LogTag
ログの割り当てられたメモリに関連付ける省略可能なタグ。
TotalBufferSize
ログ領域のサイズ (バイト単位)。
ErrorPartitionSize
エラー メッセージのログ記録に使用される TotalBufferSize のバイト数。 ゼロはエラー パーティションがないことを示します。
LogIdentifierAppendValue
ログ識別子に追加する数値/ポインター。
LogIdentifierAppendValueSet
LogIdentifierAppendValue が設定されているかどうかを指定します。
LogIdentifierSize
LogIdentifier フィールドのサイズ (クライアントの定義に従ってバイト単位)。
LogIdentifier[RECORDER_LOG_IDENTIFIER_MAX_CHARS]
デバッグ メッセージがマージされるときに出力する識別子。 ある時点でクライアントが配列サイズの定義が異なる場合は、構造体の残りの部分を読み取るのも簡単です。
UseTimeStamp
次を示 すWPP_RECORDER_TRI_STATE型指定された値。
- WppRecorderTrue に設定すると、ミリ秒単位の粒度のタイムスタンプが WPP ログ エントリに追加されます。
- WppRecorderFalse に設定すると、タイムスタンプは記録されません。
- WppRecorderDefault に設定すると、ドライバー パッケージの INF ファイルが WppRecorder_UseTimeStamp を 1 に設定しない限り、WppRecorderDefault と同じ効果を持ちます。その場合は WppRecorderTrue を意味します。
このフィールドは、バージョン 22H2 Windows 11以降で使用できます。 詳細については、「トレース をログに記録するためのインフライト トレース レコーダー (IFR)」を参照してください。
PreciseTimeStamp
次を示 すWPP_RECORDER_TRI_STATE型指定された値。
- WppRecorderTrue に設定すると、マイクロ秒の粒度の 10 分の 1 のタイムスタンプが WPP ログ エントリに追加されます。
- WppRecorderFalse に設定すると、タイムスタンプは記録されません。
- WppRecorderDefault に設定すると、ドライバー パッケージの INF ファイルが WppRecorder_UseTimeStamp に設定され、WppRecorder_PreciseTimeStampが 1 に設定されていない限り、WppRecorderDefault と同じ効果が得られます。その場合は WppRecorderTrue を意味します。
このフィールドは、バージョン 22H2 Windows 11以降で使用できます。 詳細については、「トレース をログに記録するためのインフライト トレース レコーダー (IFR)」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
Header | wpprecorder.h |