IWDFIoRequest3::SetActivityId メソッド (wudfddi.h)
[警告: UMDF 2 は UMDF の最新バージョンであり、UMDF 1 よりも優先されます。 すべての新しい UMDF ドライバーは、UMDF 2 を使用して記述する必要があります。 UMDF 1 には新機能が追加されておらず、新しいバージョンのWindows 10では UMDF 1 のサポートが制限されています。 ユニバーサル Windows ドライバーでは、UMDF 2 を使用する必要があります。 詳細については、「UMDF を使用したはじめに」を参照してください。
SetActivityId メソッドは、アクティビティ識別子を I/O 要求に関連付けます。
構文
void SetActivityId(
[in] LPGUID ActivityId
);
パラメーター
[in] ActivityId
I/O 要求に格納するアクティビティ識別子 GUID へのポインター。
戻り値
なし
解説
SetActivityId を呼び出しても、以前に存在していたアクティビティ識別子との関連付けは設定されません。 ドライバーが SetActivityId を呼び出すと、既存のアクティビティ識別子が上書きされます。
関連付けを設定するには、 RetrieveActivityId を呼び出して既存の識別子を取得し、 EventWriteTransfer を呼び出して既存の識別子を新しい識別子に関連付けます。
ドライバーが IWdfIoRequest2::Reuse を呼び出すとき、フレームワークは要求のアクティビティ識別子をクリアしません。
アクティビティ識別子の詳細については、「アクティビティ識別子の 使用」を参照してください。
このメソッドに相当する UMDF 2 は WdfRequestSetActivityId です。
例
SetActivityId を使用するコード例については、「RetrieveActivityId」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 |
サポート終了 | UMDF 2.0 以降では使用できません。 |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
最小 UMDF バージョン | 1.11 |
Header | wudfddi.h (Wudfddi.h を含む) |
[DLL] | WUDFx.dll |