バグ チェック 0x39: SYSTEM_EXIT_OWNED_MUTEX

SYSTEM_EXIT_OWNED_MUTEX バグ チェックには、0x00000039 の値があります。 これは、所有しているミューテックス オブジェクトを解放せずにワーカー ルーチンが返されたことを示します。

重要

この記事は、プログラマー向けです。 コンピューターを使用中に、ブルー スクリーン エラーが表示された場合は、「ブルー スクリーン エラーのトラブルシューティング」を参照してください。

SYSTEM_EXIT_OWNED_MUTEX パラメーター

パラメーター 説明

1

エラーの原因となったワーカー ルーチンのアドレス。

2

ワーカー ルーチンに渡されるパラメーター。

3

作業項目のアドレスです。

4

予約済み。

原因

ワーカー ルーチンは、ミューテックス オブジェクトを所有している間に返されました。 現在のワーカー スレッドは、他の関連のない作業項目の実行に進み、ミューテックスは解放されません。

解決方法

この問題を分析するには、デバッガーが必要です。 エラーの原因となったドライバーを見つけるには、ln (List Nearest Symbols) デバッガー コマンドを使用します。

kd> ln address

ここで、アドレスはパラメーター 1 で指定されたワーカー ルーチンです。