RPC 状態情報の表示

すべての RPC 実行時状態情報はセルに含まれます。 セルは、個別に表示および更新できる情報の最小単位です。 DbgRpc ツールと RPC デバッガー拡張機能の両方を使用すると、特定のセルの内容を表示したり、上位レベルのクエリを実行したりできます。

RPC ランタイム内の各キー オブジェクトは、その状態に関する情報の 1 つ以上のセルを保持します。 各セルにはセル ID があります。 オブジェクトが別のオブジェクトを参照する場合は、そのオブジェクトのセル ID を指定することによって参照します。

RPC ランタイムが情報を維持できる主なオブジェクトは、エンドポイント、スレッド、接続オブジェクト、サーバー呼び出し (SCALL) オブジェクト、およびクライアント呼び出し (CCALL) オブジェクトです。 サーバー呼び出しオブジェクトは通常、単に呼び出しオブジェクトと呼ばれます。

DbgRpc ツールと RPC デバッガー拡張機能のどちらを使用しているかに関係なく、RPC 状態情報クエリでは同じ情報が生成されます。 以下のセクションでは、各手段でのクエリの使用方法について説明します。

RPC デバッガー拡張機能の使用

DbgRpc ツールの使用

最も基本的なクエリでは、単に個々のセルが表示されます。

RPC セル情報の取得

以下の上位レベルのクエリも使用できます。

RPC エンドポイント情報の取得

RPC スレッド情報の取得

RPC 呼び出し情報の取得

RPC クライアント呼び出し情報の取得