UMDH ログの解釈
ユーザー モード ダンプ ヒープ (UMDH) ログ ファイルには、プロセス内のヒープ割り当ての一覧と、割り当てが行われたスタックが表示されます。
この例では、ID が 1204 のプロセスのログを生成する方法を示します。 ログはファイル log1.txtに書き込まれます。
umdh -p:1204 -f:log1.txt
シンボルが解決されないため、ログ ファイルは読み取りできません。 UMDH は、ログを分析するときにシンボルを解決します。 この例では、log1.txtを分析し、結果をresult.txtに格納する方法を示します。
umdh -v log1.txt > result.txt
ログ ファイルを分析するためのシンボル ファイル
たとえば、UMDH ログを作成するログを記録するコンピューターと、UMDH ログを分析する分析コンピューターの 2 つのコンピューターがあるとします。 分析コンピューターのシンボル パスは、ログが作成された時点でログ コンピューターに読み込まれた Windows のバージョンのシンボルを指している必要があります。 分析コンピューター上のシンボル パスをシンボル サーバーにポイントしないでください。 その場合、UMDH は分析コンピューターで実行されている Windows のバージョンのシンボルを取得し、UMDH には意味のある結果が表示されません。