Remote クライアントの構文

リモート ツールのクライアント側を起動するには、コマンド ラインで次の構文を使用します。

remote /c Server SessionName [/L Lines] [/f] [/b] [/k ColorFile] 

パラメーター

/c
クライアントをリモート セッションに接続します。

Server
セッションを確立したサーバーのコンピューター名を指定します。

SessionName
リモートセッションの名前を指定します。 このパラメータでは大文字と小文字が区別されません。

/L 台詞
コンソール表示からクライアント コンピュータに送信される行数を指定します。 デフォルトは 200 行です。 行数は 10 進数です。

/f
サーバーコマンドウィンドウのテキストの色を指定します。

/b
サーバーコマンドウィンドウの背景色を指定します。

Color
色を指定します。 有効な値は、黒、青、緑、シアン、赤、紫、黄、白、lblack、lblue、lgreen、lred、lpurple、l yellow、および lwhite です。

/k ColorFile
クライアント コンピュータで出力を表示するための色を指定する、フォーマットされたテキスト ファイルのパス (オプション) と名前を示します。

カラー ファイルは、出力内のキーワードをテキストの色に関連付けます。 キーワードが出力行に表示されると、リモート ツールは関連するテキストの色をその行に適用します。 ファイルの形式については「備考」を参照してください。

/q コンピュータ
指定したコンピュータで利用可能なリモート セッションを表示します。 表示可能なセッションのみがリストに表示されます。 (「リモート サーバー構文」の「/v」を参照してください。)

コメント

Server パラメーターと SessionName パラメーターは、構文行に示されている順序で指定する必要があります。

リモート セッションから切断するには、@q と入力します。 詳細については、「リモート セッション コマンド」を参照してください。

キーワードカラーファイル。 キーワードカラーファイルの形式は以下のとおりです。 キーワードインタープリタでは大文字と小文字が区別されません。

キーワードまたは語句が単独で 1 行に表示されます。 構文に示すように、そのキーワードに関連付けられた色が次の行に単独で表示されます。

Keyword
TextColor[, BackgroundColor]

たとえば、次のファイルは、明るい赤の背景に黒いテキストで「error」という単語を含む行を表示するように Remote に指示します。 「警告」という単語を含む行を水色 (デフォルトの背景) で表示し、「Windows Vista」という語句を含む行をデフォルトの背景で薄緑色で表示します。

ERROR
black, lred
WARNING
lblue
Windows Vista
lgreen

使用例

remote /c Server01 TestSession
remote /c Domain1\ComputerA0 "cmd" "My Remote Session"
remote /c Server01 TestSession /L 50 /f black /b white /k c:\remote_file.txt
remote /q Server01