Remote.exe バッチ ファイル

Remote.exe を使用したリモート デバッグのより詳細な例として、3 台のコンピューターによるカーネル デバッグ シナリオにおけるローカル ホスト コンピューターについて次のことを想定します。

  • デバッグは、COM2 上のヌルモデム ケーブルを介して実行する必要があります。

  • シンボル ファイルはフォルダー c:\winnt\symbols にあります。

  • debug.log というログ ファイルが c:\temp に作成されます

ログ ファイルには、デバッグ セッション中にデバッグ画面に表示されるすべてのコピーが保存されます。 デバッグを実行する人からのすべての入力、およびターゲット システム上のカーネル デバッガーからのすべての出力は、そのログ ファイルに書き込まれます。

ローカル ホストでデバッグ セッションを実行するためのサンプル バッチ ファイルは次のとおりです。

set _NT_DEBUG_PORT=com2
set _NT_DEBUG_BAUD_RATE=19200
set _NT_SYMBOL_PATH=c:\winnt\symbols
set _NT_LOG_FILE_OPEN=c:\temp\debug.log
remote /s "KD -v" debug

このバッチ ファイルが Remote.exe と同じディレクトリになく、Remote.exe がシステム パスにリストされているディレクトリにない場合は、このバッチ ファイルで Remote.exe を呼び出すときにユーティリティへのフル パスを指定する必要があります。 。

このバッチ ファイルを実行すると、ローカル ホスト コンピューターにネットワーク接続されている Windows コンピューターを使用している人は誰でも、次のコマンドを使用してデバッグ セッションに接続できます。

remote /c computername debug 

ここで、computername はローカル ホスト コンピューターの NetBIOS 名です。