ターゲットの状態
OutputCurrentState メソッド は、ターゲットの現在の状態をデバッガーの出力ストリームに出力します。
ターゲットの現在の実行状態は、GetExecutionStatus によって返されます。 ターゲットが中断されている場合、SetExecutionStatus メソッド を使用して、いずれかの実行モードで実行を再開できます。
メソッド GetReturnOffset は、現在の関数が返されるときに実行される命令のアドレスを返します。
GetNearInstruction は、指定されたアドレスを基準にした命令の位置を返します。
スタック トレースの調査
コール スタック には、スレッドによる関数呼び出しデータが含まれています。 各関数呼び出しのデータは、スタック フレームと呼ばれ、戻り値アドレス、関数に渡されたパラメーター、関数のローカル変数が含まれます。 関数呼び出しが行われるたびに、新しいスタック フレームがスタックの一番上にプッシュされます。 その関数が戻ると、スタック フレームがスタックから取り除かれます。 各スレッドには、そのスレッドで行われた呼び出しを表す独自の呼び出し履歴があります。
注: 関数呼び出しのすべてのデータをスタック フレームに格納できるわけではありません。 パラメーターとローカル変数は、時にはレジスタに格納できます。
呼び出し履歴または スタック トレースを取得するには、GetStackTrace メソッドと GetContextStackTrace メソッド を使用します.。 スタック トレースは、 OutputStackTrace および OutputContextStackTrace を使用して表示できます。