CDB でのレジスタの表示と編集

レジスタは、CPU 上にある小さな揮発性メモリ ユニットです。 多くのレジスタは特定の用途専用であり、その他のレジスタはユーザー モード アプリケーションで使用できます。 x86 ベースのプロセッサと x64 ベースのプロセッサでは、使用できるレジスタの種類が異なります。 各プロセッサのレジスタの詳細については、「プロセッサ アーキテクチャ」を参照してください。

CDB では、デバッガーの [Command] ウィンドウで r (レジスタ) コマンドを入力してレジスタを表示できます。 表示をカスタマイズするには、いくつかのオプションを使用するか、rm (マスクの登録) コマンドを使用します。

ターゲットが停止するたびにレジスタも自動的に表示されます。 p (ステップ) または t (トレース) コマンドを使用してコードをステップ実行している場合、各ステップでレジスタ表示が示されます。 この表示を停止するには、これらのコマンドを使用するときに r オプションを使用します。

x86 ベースのプロセッサでは、r オプションはフラグと呼ばれるいくつかの 1 ビット レジスタも制御します。 これらのフラグを変更するには、通常のレジスタを変更する場合とは少し異なる構文を使用します。 これらのフラグの詳細とこの構文の説明については、「x86 フラグ」を参照してください。