.trap (トラップ フレームの表示)
.trap コマンドは、トラップ フレーム レジスタの状態を表示し、レジスタ コンテキストも設定します。
.trap [Address]
パラメーター
Address
ターゲット システム上のトラップ フレームの 16 進アドレス。 アドレスを省略すると、トラップ フレーム情報は表示されませんが、レジスタ コンテキストはリセットされます。
Environment
項目 | 説明 |
---|---|
モード | カーネル モードのみ |
対象 | ライブ、クラッシュ ダンプ |
プラットフォーム | すべて |
追加情報
ユーザー モード アドレス コンテキストおよびその他のコンテキスト設定の詳細については、「コンテキストの変更」を参照してください。
解説
.trap コマンドは、指定されたトラップ フレームの重要なレジスタを表示します。
また、このコマンドは、指定されたコンテキスト レコードをレジスタ コンテキストとして使用するようにカーネル デバッガーに指示します。 このコマンドが実行されると、デバッガーは、このスレッドの最も重要なレジスタとスタック トレースにアクセスできるようになります。 このレジスタ コンテキストは、別のレジスタ コンテキスト コマンド (.thread、.cxr、または .trap) の実行または使用をターゲットに許可するまで保持されます。 詳細については、「レジスタ コンテキスト」を参照してください。
通常、この拡張機能は、バグ チェック 0xA および 0x7F のデバッグ時に使用されます。 詳細および例については、「バグ チェック 0xA: IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」を参照してください。