デバッガー拡張機能 DLL の読み込み
デバッガー拡張機能 DLL を読み込む方法と、既定のデバッガー拡張機能 DLL と既定のデバッガー拡張機能パスを制御する方法がいくつかあります。
(デバッガーを開始する前) _NT_DEBUGGER_EXTENSION_PATH 環境変数 を使用して、拡張 DLL の既定のパスを設定します。 これには、セミコロンで区切られた複数のディレクトリ パスを指定できます。
.load (拡張機能 DLL の読み込み) コマンドを使用して、新しい DLL を読み込みます。
.unload (拡張機能 DLL のアンロード) コマンドを使用して DLL をアンロードします。
すべてのデバッガー拡張機能をアンロードするには .unloadall (すべての拡張 DLL のアンロード) コマンドを使用します。
(デバッガーを開始する前に、CDB のみ) tools.ini ファイルを使用して、既定の拡張子 DLL を設定します。
(デバッガーを開始する前)既定の拡張 DLL を設定するには、 -a command-line オプション を使用します。
拡張 DLL 検索パスを設定するには .extpath (拡張パスの設定) コマンドを使用します。
.setdll (既定の拡張 DLL の設定) コマンドを使用して、既定の拡張 DLL を設定します。
.chain (既定の拡張 DLL の一覧表示) コマンドを使用して、ロードされたすべてのデバッガー拡張モジュールをデフォルトの検索順序で表示します。
初めてそのモジュールからコマンドを発行するときに、完全な !モジュール.拡張 構文を使用するだけで拡張 DLL をロードすることもできます。 詳細については、「デバッガー拡張コマンドの使用」を参照してください。
使用している拡張 DLL は、ターゲット コンピューターのオペレーティング システムと一致している必要があります。 Windows 用のデバッグ ツール パッケージに付属する拡張 DLL は、それぞれインストール ディレクトリの別のサブディレクトリに配置されます。
winxp ディレクトリには、Windows XP 以降のバージョンの Windows で使用できる拡張機能が含まれています。
winext ディレクトリには、任意のバージョンの Windows で使用できる拡張機能が含まれています。 Windows 用デバッグ ツールの基本ディレクトリにある dbghelp.dll モジュールには、この種類の拡張機能も含まれています。
独自のデバッガー拡張機能を記述する場合は、任意のディレクトリに配置できます。 ただし、新しいディレクトリに配置し、そのディレクトリをデバッガー拡張機能パスに追加することをお勧めします。
読み込まれる拡張 DLL は 32 個までです。