ストレージ カーネル デバッガー拡張機能

記憶域カーネル デバッガー拡張機能 (storagekd) は、Windows 8 以降のオペレーティング システム (OS) ターゲットで記憶域ドライバーをデバッグするために使用されます。

classpnp マネージド記憶域クラス ドライバーと Storport マネージド記憶域ミニポート ドライバーを使用した記憶域ドライバーのデバッグに役立つ拡張コマンドは、Storagekd.dll にあります。

Windows 7 以前のバージョンの OS ターゲットのデバッグのニーズについては、「SCSI ミニポート拡張機能 (Scsikd.dll と Minipkd.dll)」を参照してください。

重要 この拡張機能を使用するには、特殊な記号が必要です。 詳細については、「 Windows 用デバッグ ツールのダウンロードとインストール」を参照してください。

記憶域カーネル デバッガー拡張機能コマンド

コマンド 説明

!storagekd.storhelp

Storagekd.dll 拡張機能コマンドのヘルプ テキストを表示します。

!storagekd.storclass

指定した classpnp デバイスに関する情報を表示します。

!storagekd.storadapter

指定された Storport アダプターに関する情報を表示します。

!storagekd.storunit

指定された Storport 論理ユニットに関する情報を表示します。

!storagekd.storloglist

Storport アダプターの内部ログ エントリを表示します。

!storagekd.storlogirp

指定された IRP 用にフィルター処理されたアダプターの Storport の内部ログ エントリを表示します。

!storagekd.storlogsrb

指定された記憶域 (または SCSI) 要求ブロック (SRB) に対してフィルター処理されたアダプターの Storport の内部ログ エントリを表示します。

!storagekd.storsrb

指定された記憶域 (または SCSI) 要求ブロック (SRB) に関する情報を表示します。