コマンド プロンプトから実行時にドライバーをテストする方法

WDKは、ネットワーク上のテストコンピューターでドライバーをテストできるようにするデバイス テストコンポーネントを提供します。 必要なファイルをコピーしてインストールすることで、Visual Studio の外部でこれらのコンポーネントを使用できます。 これらのコンポーネントを使用すると、Visual Studio で使用できるのと同じデバイスドライバーテストのコレクションを実行して、ドライバーの機能をテストできます。

WDK 8.1 以降では、コマンドスクリプトを使用して、テストコンピューターに HCKテストスイートをコピーして実行できます。 WDK 8.1 で HCK テスト スイートを実行する方法を参照してください。

前提条件

手順

ステップ 1: テストをテストコンピューターにコピーします。

  • 開発に使用するコンピューターからデバイスの基礎テストをコピーします。 フォルダー %ProgramFiles%\Windows Kits\8.0\Testing\Tests\Device Fundamentals をテスト コンピューターにコピーします。

手順 2: テストを実行する

テストを実行するTAEFコマンドは次の構文を使用します。

Te.exe [/name:<Test Method>] [<Test Name>.dll | <Test Name.wsc> ]  [/rebootStateFile=<file> ] [/enablewttlogging]  [/P:"DQ= <>" ]  

解説

テストバイナリ (.dll) またはスクリプト (.wsc) ファイルを指定する必要があります。 テスト方法 (/name:<test method>) はオプションナルです。 テスト名とテスト方法については、デバイスの基礎テストを参照してください。 テスト パラメーターの指定の詳細については、デバイスの基礎テストパラメーターTe.exe コマンド オプションを参照してください。

たとえば、次のように、特定のデバイス ID を持つデバイスで Devfund_PnPDTest.dll にあるすべての PnP テストを実行します。

Te.exe  Devfund_PnPDTest.dll /P:"DQ=DeviceID='USB\ROOT_HUB\4&1CD5D022&0'"

たとえば、特定のデバイスIDを持つデバイスで PnP Surprise Remove テストを実行します。

Te.exe /name:"*PNPSurpriseRemoveAndRestartDevice" Devfund_PnPDTest.dll /P:"DQ=DeviceID='USB\ROOT_HUB\4&1CD5D022&0'"