例 2: プロバイダーを使用した基本的な起動コマンド

次の開始コマンドは、 -guid パラメーターを使用してトレース セッションのプロバイダーを有効にする点を除き、例 1 のコマンドと同じです。

tracelog -start MyTrace -guid #d58c126f-b309-11d1-969e-0000f875a5bc

このコマンドは、"My Trace" という名前のトレース セッションを開始します。 -guid パラメーターを使用して、トレース プロバイダーの制御 GUID を指定します。 GUID の前には、GUID ファイル名ではなく GUID であることを示す番号記号 (#) が付きます。

これに対して、Tracelog は MyTrace トレース ログ セッションを開始し、GUID で指定されたプロバイダーを有効にします。 C:\LogFile.etl でのログ ファイルの作成など、セッションの他のプロパティに既定値が使用されます。

トレース セッションの名前 (この場合は "MyTrace") を指定しない場合、Tracelog は NT カーネル ロガー トレース セッションを開始します。これは既定です。

フラグまたはレベルを指定しない場合、一部のプロバイダーは、有効になっている場合でも、トレース メッセージを生成しない可能性があります。