トレース呼び出しとして fprintf 関数を再定義する方法

最終的に sprintf 関数呼び出しに変換される fprintf 関数呼び出しは、リソースを大量に消費する呼び出しであり、特に繰り返し使用される場合に、パフォーマンスが目に見えて低下する可能性があります。

トレース メッセージはバイナリ形式で格納され、トレース ログを表示するまで書式設定が延期されるため、 fprintf 関数をトレース呼び出しとして再定義する方がはるかに効率的です。

fprintf などの印刷関数をトレース呼び出しとして再定義するには、結果の呼び出しで次の 2 つの処理を行う必要があります。

• エラー、警告、ノイズなど、トレース関数の既定のレベルを割り当てます。

• ハンドルを無視します。

次の例は、両方を実行する関数の説明を示しています。

-func:fprintf{LEVEL=Noise}(NULL,MSG,...)

この関数の説明は、localwpp.iniなどのローカル構成ファイルで定義することも、RUN_WPPの -func パラメーター (WPP プリプロセッサを呼び出すマクロ) を使用して関数の説明を定義することもできます。

RUN_WPP のオプション パラメーターの完全なリストについては、 「WPP プリプロセッサ」を参照してください。